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読書アウトプット

タイトル:カリスマ入門

著者:古屋雄作

 

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世の中、カリスマ性を持っている人が最強ではないのか?しかしそもそもカリスマ性があるとは何なのか?カリスマ性は身につけることはできるのか?

カリスマ性の無い人が、日常レベルに当てはめた用例や考え方を学び、カリスマになるための心得帳です。

カリスマをリスペクトしつつも、途中から「カリスマとは」「カリスマあるある」をちょっと小バカにしている、読んで笑えるエンタメ本です。

本当にカリスマ性を身につけたい人は必読書、そうじゃない人はクスリと笑える一冊です。

 

主だったカリスマになるための技術を要約して紹介します。

 

遠まわしな表現はせず、単刀直入に「先取っていたこと」をアピールする

「え?これって流行ってんの?俺、五年前から着てるんだけど」

 

自分はいかに無茶で型破りな人生を突っ走ってきたかという自分の生き様を自嘲気味に語る

「オレってホント不器用な人間っすよねぇ、けどこんな風にしか生きられないんですわ(笑)ま、でも、そういうとこ、テメエでもそんなに嫌いじゃなかったり(笑)」

 

 

あえる

あえて、汚く。あえて、雑に。あえて、壊す。わざと一般論や常識の逆を張り、価値観をぐらつかせる『あえ』を使う。

「トップスって、肌に直接、一番感じるから、そのときの気分がすごく影響してきますよね。好きな色とかも日々変わるし、、、写真では見えないけれど、足元はあえてスニーカー。どっか”まとまりたくない感”があるから、スニーカーで壊す感じがかわいいかなと」坂井真紀さん

 

どんな仕事であっても必ず【感性】や【表現】といった「クリエイティブ」を心がけねばならない

「歌い方は基本的に何も考えていないですね。ただ自分の感性の赴くままに歌いますから。そこは狙って作ってるものじゃないなと」反町隆史さん

「『人間』沢尻エリカとして、一人の表現者として、納得のいくものができたと思っています」沢尻エリカさん

 

 

”人が定めたどの規格にも当てはまらない存在だ”とジャンル分けを拒絶する

「ロックとかパンクとか何たらかんたら関係ない、俺らしかおらんようなもんやりたいんですわ」

 

自慢は「第3者からの伝言形式」に変換してから発信し、自己顕示欲をスムーズに放出する

 「僕、周りからはジョニーディップに似ているといわれるんですけど」

「お前ほど仕事できる奴そうそういないよってよく言われるんですけど」

 

自分の意思でやっているのではなく、対象物からメッセージを受け取って動かされていると言い、対象物から言われる「選ばれし者」であるという印象を与える

ミケランジェロが石に彫刻を彫るときの言葉

「あらかじめ決まっている『運命』を掘り出しているだけ」

「自分の意思で歌っているというよりは、『歌って欲しがっている歌』を歌っているだけ」

 

 

 

好きでやっていたら、結果的にそうなっちゃった感じで行く

「うーん、っていうかね。自分じゃ新しいものを探しているつもりって別に無くて、ただ、好きなものを追っかけてたら、結果的にそうなっちゃう感じで、、、」

 

 

さすがに内容が濃い、セリフもクサイ。一個一個が記事に出来そうな内容です。

では。