笑いのハードル超低い

何気ない日常に笑いを(^_^)v

悲報の続き

昨日の財布をなくした話の続きです。

 

財布が昨日のズボンのポケットに入ったままかも知れないと思い、会社間近のところで自宅へUターン、電車の中で色々考えます。

 

「財布の中には何入れてたっけ?、、、最後に財布使ったのどこだっけ?、、、

現金、クレジットカード、銀行のカード、免許証、美容院の会員カード、お守り、図書館の館員カード、、、あーーー、美容院のカードはもう少しでスタンプが満タンだったのにな、、、銀行、クレジットを止めないといけないなー、免許証を再発行しないといけないなぁ、めんどくせー、、、現金いくら入ってたっけ?」

など、とりとめなく考えていると駅に着きました。勿論、駅から自宅までの道のりも歩道を隈なく調べながら帰りますが、見当たらないまま家に着きます。

 

まずは、嫁さんは無いといっていた机を念のためもう一度探します。書類の下敷きになっている可能性もあるので、、、見当たりません。(嫁さん言ってたとおりやな、、、しょうがない)

そして、無いとはわかっていてもベッドも布団をバァサァと剥ぎ取り見てみたくなります。もちろんありません。

 

そして、一番の疑惑であるクローゼットに向かい、昨日穿いていたズボンに手を伸ばします。

(あってくれ、ここに無かったら、もう思い当たるフシは無い、出てきて、お願いシェンロン!)

 

ないっ!

、、、万策つきました。

サーーーっと、血の気がひき、急にお腹も痛くなりました。

トイレに駆け込み、途方にくれます、、、ふと

「昨日のイタチのたたりじゃないか?」と思い始めました。

f:id:laughoutloud:20170603134305j:image

 

俺の足に当たったせいで、道路に出てしまい車に轢かれたことを根にもってるんじゃないか、と。そしてそのことをブログのネタにしてしまったことに怒ってるんじゃないか、とファンタジーめいた発想も出てくるくらいパニックです。

でも、家に無いものはない!次の行動に移らねばなりません。次は駅です。

 

最寄り駅にさっき来た道を財布が落ちていないかキョロキョロしながら、歩きます。

イタチが轢かれた場所の近くでは、手を合わせて拝んでみたりしました。

 

とうとう駅に着きました。駅員さんに声をかけます。財布の色や形を述べて、財布が落ちていなかったか、届けられていないか聞きます。ちょっと奥に行って何かを探しているようです。

(お、お、お、なんかあるんか?なんかあんのか、、、)

駅員さん、奥から「お届けものはないですねー」

(ないんかいっ!)

「近くに交番があるから、交番に行かれたらどうですか」とアドバイスをくれました。

(最初から行くつもりやわ)と思いながら「ありがとうございます」と頭を下げます。

ほんの50mはなれたところにある交番に向かいます。

 

あー最後の砦やな。ここに無かったら、もうスリかなにかにあってるわ。

あれ!もしかして、昨日のイタチの件は、タタリとかじゃなくて、イタチを使った新手の詐欺じゃなかろうか。イタチに気を取られている間に財布をスられるという詐欺。

題して『イタイタ詐欺』だとしたら、完全にハメられた、体を張った名演技かつ手の込んだ演出や、こんなん防げるわけない、もう出てこんな、、、

 

そんなことを思いながら交番のドアの前に立ちます。警官はどこかに電話をしていましたが、私の姿を見て急いで電話を切ります。引き戸のドアをガラガラと開け、あのーと言いかけると、、、

「○○さん?」

といきなり警官から私の苗字を呼ばれました。

ブワーーッと鳥肌が立ちます。

 

そう、届けられていたのです。中身も全部そのままでした。声と手が震えます。

少し不思議だったのは、個人情報の兼ね合いか、拾っていただいた方の情報や、どこで拾ったかは教えてくれませんでした。それに、1割り渡すのも「イヤイヤ、そういうのはイイです」と断られました。「何でお前が断わんのや?」と思いましたが、まぁ小額の現金だし、今はそういうことしないんですかねぇ。取り敢えず、財布は無事奪還しましたd(^_^)

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

これ、出てきたから良かったですけど、財布出てこなかったら完全にイタチを使った新しい詐欺事件としてブログに書いていたと思います。

 

しかし最終的には、「世の中まだ捨てたもんじゃないよ」と言うメッセージを発信できてよかったなと思います。

 

今週は、いろんな事ありました。

 

 

では。